上野 英三郎
1871~1925
日本の農業土木 農業工学の創始者
三重県久居市(現 津市久居町)出身
東京帝国大学 農科大学農学科卒業 現在の農地環境工学の基礎を開く
明治32年 政府の耕地整理法を受け全国の耕地整理事業に尽力
当時の農商務省の委託を受け
農業土木技術員養成官の任務につき
その後20年間に渡って3,000人を越える技術者の育成に努めた
博士から指導を受けた技術者は大正12年 関東大震災の復興に重要な役割を果たした
大正14年 大学での講義中に脳溢血で倒れ他界した
愛犬 「ハチ= Hachi」は博士の急死を知らず 長期に渡り渋谷駅で待ち続けた
博士の死後7年ほどたち世間の話題を集めた 上野博士の死後 9年を経て
忠犬ハチ公の銅像が建立された