風日祈宮 国難を救う神
伊勢神宮=神宮
級長津彦命(しなつひこ)
級長戸辺命(しなとべのみこと)二柱をお祀りする神社
風の神様として信奉をあつめる
古代人は「風」を神様の息(呼吸)から起きると考えていた
自然現象の風や雨を司る神として崇められる
神宮神楽殿前に位置し 五十鈴川に橋がかかり
神宮ご正殿をミニサイズにした佇まいです
お祀りされてきましたが
鎌倉時代中期の元寇の際 「風日祈宮」で祈願が行われた
「神風」が起きて 撃退したことから一層の信奉をあつめる
元寇
元(当時のモンゴル帝国)が属国 高麗(朝鮮国)をつかい
日本に侵略攻撃をかけた行為
文永の役(1274年)と弘安の役(1281年)の二度あり
このとき「風日祈宮」で祈願が行われた
すると「神風」が起きて元 高麗軍に壊滅的打撃を与えたとある
以来「国難を救う神」として崇められるようになった
テレビドラマの「太平記」でも元寇のシーンがあった
江戸末期にペリーが黒船で押し寄せた時も勅使が
風日祈宮で祈願をしたと記録がある
風雨を司る神 として気象関係者も関心を寄せている
ご正殿参拝まで少し横道にそれて「風日祈宮」をお参りし
神楽殿前に出ます ご正殿参拝後
「荒祭宮」参拝のルートをおすすめします